競馬のスピード化
競馬のスピード化という話は言われて久しいですが、常々不思議に思っていることがあります。それはスピード化スピード化と言われている割に、短距離馬に当たるスポットライトの量がさほど増えているようには感じられないところです。もちろん短距離馬で種牡馬になる馬は沢山います。長距離に特化した馬に比べれば、頭数もだいぶ多いでしょう。しかし、少なくとも日本国内で短距離で活躍した種牡馬が、目を見張るような良血牝馬に種付けをしたという話はほとんど聞きません。これは馬産地でも短距離実績型の種牡馬があまり重んじられていないという競馬を表しています。これはなぜでしょうか?
個人的にいくつか理由を考えてみました。まず1つは、なんだかんだいってクラシックレースの勝ち馬が種牡馬としてはやや過剰に評価されていること。次に短距離馬は気性に問題のある馬が多く、産駒にこの気性が伝わるとクラシック適性が大きく下がってしまうこと。もう一つは競馬短距離で活躍した種牡馬はパワー型が多く、産駒にそれが出るとややダート寄りに出てしまう傾向があることです。
ただ、欧米では短距離実績馬が中長距離でチャンピオンホースを出すことも多いので、判断の難しいところです。それに、短距離馬の評価は欧米でも決して高くはありません。この辺はまだまだ調べる競馬予想余地がありそうですね。